先月の入管庁の発表によると、在留外国人の数が去年末時点で340万人を超えて、過去最高になったとのことです。今後もその数は増えて、外国人と共生する社会へと日本も変わっていくものと思われます。
様々な分野で外国人はもちろん生活や仕事を共にする日本人にとっても大きな壁になるのが「日本語」です。行政や医療機関、我々が扱う法律の分野における日本語は日本語ネイティブでも難しいと感じることがあります。普段の生活でも学校からの連絡や業務に関する連絡事項などでも、文化的背景を異にする外国人にとっては難しいことも多いです。
外国人との言語ツールとして、英語が必要だと思われがちです。しかし、ある調査によると、日本に定住する外国人が最も理解できる外国語は「日本語」で、6割を占めます。英語は4割に過ぎません。また、まったく日本語が理解できない人は1割程度です。つまり、多くの外国人と「日本語」でコミュニケーションができるし、最適な手段でもあるということです。
ただし、ネイティブ並みに日本語が操れる人はごく少数です。そこで、「日本語」の使い方にちょっと工夫を加えて、外国人に伝わりやすくしたのが「やさしい日本語」です。すでに多くの自治体や行政機関、医療機関、介護機関で使用されています。
私も最近、この「やさしい日本語」に興味を持ち、セミナーや研修を受けました。仕事上、小難しい言い方をしていたり、慣れた者同士で最後まではっきり言わなかったりしていたことに気づき、自分の言語使用について振り返る機会になりました。
大事なことをシンプルに分かりやすく伝えるために「やさしい日本語」を知っておくことはこれからの共生社会において求められるスキルの一つになるのではないでしょうか。
「やさしい日本語」に関して
文化庁のHPは こちら
NHK World-Japan学習サイトは こちら
一般社団法人「やさしいコミュニケーション協会」のHPは こちら
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